【東京】音楽療法に20年携わってきた実績

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2024.04.04
新年度、ここからまた一年がんばりましょう!

こんにちは。あっという間に4月ですね。

東京は予想に反して桜の開花が遅く、4月に入ってようやく咲き始めたと思った矢先に花散らしの雨が降り続く日々といった感じです。私も今年は完全に花見の時期を逃してしまいました。残念!

さて、新年度がスタートしましたね。
進級、進学、新社会人、そして新しい環境で新たに頑張る皆さん、おめでとうございます。

今日は特に昔の自分を思い出して、音楽大学に進学される人たちに向けて書いてみたいと思います。

近年は長引く不況のせいか、コスパ・タイパという新しい概念のせいか、はたまたSNSの影響か「役に立つかどうか」「稼げるかどうか」が以前よりより重視されているように感じます。そんな中であえて音楽を専門的に学ぶということを決意した皆さん、まずはご両親に感謝してください。笑

私くらいの年齢になると「音大に進学できたこと」がどれほどありがたいことだったのか心の底から実感できるのです。仕事の役にも立たなそうだし、間違いなく稼げないであろう「クラシック音楽」の世界に、平均的な私大の倍以上の学費を払ってくれたご両親に心より感謝してほしいのです。

コスパとかタイパとか、プロになれるとかなれないとか、就職先がないとか、そんなことは一切考えずにただただ芸術に浸ってほしいと思うのです。それが人生において許されるたったの4年間なのだから。私が、「こんな豊かな時間はなかったのだ」と気づいたのはずっと後のことで、卒業後20年以上たった今でも音楽にもっと没頭しなかったことを後悔しているのです。