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9月に入り暦の上では秋ですが、今年もまだまだ暑い夏は継続中です。
季節のあいさつも「残暑見舞い」ではなく「暑中見舞い」で通用しそうですね。
さて、あっという間に終わってしまいましたが、夏休みはいかがでしたか?
私は愛知の実家で毎日桃を10個くらい剥く生活をしておりました。
きょうだいたちとその子供や配偶者が次々に帰省して来て、あわただしくも楽しかったです。
さあ、後ろ髪をひかれつつも気持ちを切り替えて2学期を迎えましょう!
今日は、珍しく昭和歌謡をとりあげてみたいと思います。
広くて深みのある声が魅力の加山雄三さんの「海 その愛」です。
➀
海に抱かれて 男ならば
たとえ破れても もえる夢を持とう
海に抱かれて 男ならば
たとえ独りでも 星をよみながら
波の上を 行こう
海よ俺の海よ 大きなその愛よ
男の想いを その胸に抱きとめて
あしたの希望(のぞみ)を
俺たちにくれるのだ
②
海に抱かれて 男ならば
たとえ一つでも いのちあずけよう
海に抱かれて 男ならば
たとえ一度でも 嵐のりこえて
遠い国へ行こう
海よ俺の母よ 大きなその愛よ
男のむなしさ ふところに抱き寄せて
忘れさせるのさ
やすらぎをくれるのだ
海よ俺の海よ 大きなその愛よ
男の想いを その胸に抱きとめて
あしたの希望(のぞみ)を
俺たちにくれるのだ
スケールの大きな曲ですね。
作詞は岩谷時子さん、作曲は加山雄三さんご本人です。
歌詞の力強さもさることながら、深みのあるメロディーが本当に素晴らしいです。
根っからのお坊ちゃん育ちで慶応ボーイ、さらにはピアノやギターも弾けて、
作曲のセンスもピカイチだなんて、神様にえこひいきされているとしか思えません。笑
さて、加山雄三さんといえば、24時間テレビでおなじみの「サライ」も忘れてはいけませんね。
私も大好きな楽曲ですが、なんと、24時間テレビの番組内で制作されたそうです。
長きにわたって愛される曲をほんの短時間で制作してしまう、その能力に圧倒されます。
余談ですが、加山雄三さんと同い年のディーヴァに美空ひばりさんがいらっしゃいます。
ご存命でしたら御年88歳。
音楽界の重鎮としてお二人が切磋琢磨しながら
日本の歌謡界をひっぱっていく第二の世界線を想像せずにはいられません。