リブログ
こんにちは。
10月に入ってもなお、残暑厳しい今日この頃。
街を行きかう人たちは半袖姿でもお店のディスプレイにはハロウィングッズが並び、
どこかチグハグさを感じますが、きっとこの光景にも遠からず慣れるのでしょうね。
さて、花火大会や盆踊りといった恒例の夏の行事の次は秋祭りのシーズンです。
秋祭りのイメージというとお神輿やお囃子などでしょうか。
今日ご紹介する曲は「村祭り」。
地域に根差した1年に一度のお祭りを、大人も子供も目いっぱい楽しむ様子が伝わってきますよ。
【村祭り】
①
村の鎮守の神様の
今日はめでたい おまつり日
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
朝から聞こえる 笛太鼓
②
年も豊年満作で
村は総出の 大まつり
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
ドンドンヒャララ ドンヒャララ
夜までにぎわう 宮の森
この曲がつくられたのは明治時代です。
スマホやゲームはおろか、テレビやラジオなどの娯楽すらなかった時代です。
一年に一度、村の人たちが集まって歌ったり踊ったりするお祭りは、
大人も子供もどんなに楽しみだったでしょう。
きっとこの日だけは子供たちも夜更かしを許されて、
おいしいものもいっぱい食べられたのでしょうね。
浮足立つような空気感が時代を超えてこちらにまで伝わってくるような陽気な音楽です。
歌詞中に出てくる「ドンドンヒャララ ドンヒャララ」は笛や太鼓の音です。
1番は朝から「ドンドンヒャララ ドンヒャララ」のお囃子が聞こえています。
2番の歌詞ではこのお囃子が「夜までにぎわう」とうたっているので、
本当に朝から晩まで目いっぱい楽しむ一日だったのでしょう。
令和の現在とは全く意味合いも存在感も違う秋祭り。
音楽を通して昔の暮らしや文化風習を知るきっかけができるのはうれしいことです。
どうか令和を生きる子供たちにも歌い継がれてほしいですね。
余談ですが、今週末は「自由が丘女神祭り」です。
こちらはDJやダンスのパフォーマンス、自由が丘名物のスイーツも堪能できる令和のお祭りです。
ぜひ自由が丘にお越しください♪