リブログ
こんにちは。
毎日寒い日が続き、本格的に冬がやってきましたね。自由が丘の街もクリスマスツリーやイルミネーションがとてもきれいで、寒さにくじけそうな日々の外出の際も楽しませてもらっています。音楽教室のレッスンでもピアノや鉄琴、リコーダーなどでクリスマスソングを練習していますよ。
さて今月のうたは、ジングルベル…ではなく童謡の「たきび」をとりあげます。
①
かきねの かきねの まがりかど
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
きたかぜぴいぷう ふいている
②
さざんか さざんか さいたみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
しもやけ おててが もうかゆい
③
こがらし こがらし さむいみち
たきびだ たきびだ おちばたき
「あたろうか」「あたろうよ」
そうだん しながら あるいてく
子供たちよりも、高齢者や成人のクラスで歌うほうが会話が弾む曲です。
なにせ戦前に作られた曲ですから!
時代を超えて今でも歌い継がれている大切な童謡の一つです。
タイトルの「たきび」も、歌詞中に出てくる「しもやけ」ももう普通に目にすることはめったにありませんね。
寒い日、お友達と一緒に歩いていたらたき火をしていた。
少しあたっていこうよ。
1番2番3番すべて、偶然たき火に遭遇しているようです。
当時はよくある光景だったのでしょうね。
たき火にあたりながら子供たちはどんなおしゃべりをしていたのでしょう。
単純な歌詞ですが、穏やかな日常の風景が目に浮かぶようです。
1番の歌詞、北風が吹く「ぴいぷう」という音は珍しい表現で、歌詞にインパクトを残しますね。
2番、指先は寒いのだけど、たきびで急に温めるとしもやけの部分がかゆくなってしまう!
そんな「あたたまりたい、でもかゆい」という相反する心の葛藤が聞こえてきそうです。
かわいらしいですね。
そんな昔の風景を歌を通して想像します。
曲を通して昭和初期の子供たちと交流ができる、そんな大切な童謡です。
令和の子供たちにもずっと歌い継いでいってほしいな。